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スローなブギにしてくれ(1981年)

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スローなブギにしてくれ(1981年)

山崎務といえば、今でも渋い大人の役を演じると抜群の演技をめせてくれるのだが、この映画でも実にいい味をだしている。
この中年男性を演じる山崎務のほかに、古尾谷雅人演じる青年、浅野温子演じる少女の三者が繰り出す三角関係をベースに展開する物語り。
オートバイで夕暮の第三京浜を走っている青年の目の前に、白いムスタングから追い出されるようにおろされた少女と子猫があらわれる。
福生の旧米軍ハウスで男2人と女1人という、ちょっと不思議な生活を一緒にすごしていた。ムスタングを運転していた男には、別居中である妻子がいるのだった。
しかし、その関係も崩れることとなる。一緒にいた青年突然亡くなってしまい、この微妙なバランスで保たれていた関係はそれだけにもろく崩壊していくこととなる。
片岡義男の短編小説を映画化した作品である。
自由奔放な少女として男達を振り回す「さち乃」。彼女のフィルターを通して振り回される男たちの姿が描かれている。そこには男の弱さや優しさといった切なさである。
映画全体を通して伝わってくる、どこか投げやりでアメリカっぽさを漂わす雰囲気も魅力だった。
この作品の当時は若干20歳という浅野温子と山崎務とのベッドシーン、またフルヌードで挑んだシャワーシーンが刺激的で大きな話題となっていた。
この作品は「浅野温子」の映画デビュー作でもある。
その演技の才能はすでに開花していて、ちょっと小悪魔チックな女性を演じたことも注目されていた。今でいえばエロカッコイイというカテゴリーに入るのではないだろうか。
主題歌の「スローなブギにしてくれ」は、あの歌いだし「Want You〜」がとても印象的である。